会 長 挨 拶

 

村上新会長HP写真 (2)

会 長(代表理事) 村上 顕

会員の皆様には日頃から大阪木材コンビナート協会の活動や運営にご協力とご尽力をいただき、誠に有り難うございます。

歴史のある当協会の第5代会長に2021年2月25日に選出され、海堀前会長の後を受け、大阪木材コンビナート協会の会長を務めることになりました。
昨年の12月で50周年をむかえ、51年目のスタートという新時代の節目に、大阪木材コンビナート協会の会長という大役を務める機会を頂戴したことは、本当に身の引き締まる思いであります。これから、皆さまのご協力、ご支援を得て職責を果たしていきたいと考えておりますので、何卒よろしくお願いいたします。
今年2021年度は、昨年2月から勃発した新型コロナウイルス感染症が、日本をはじめ、世界中で感染拡大しており、この感染症が、今後どのように収束していくかはまだ不透明で不安と混沌の中にある年でもあります。
さて、「木材コンビナート」は、大阪の南部、岸和田市と忠岡町にまたがって立地しており「東洋一の木材産業集積地」を目指して、昭和39年(1964年)に建設工事が着工され、昭和41年(1966年)に完成し、埋め立て地面積が131ha、中央に2ヶ所ある貯木場を入れると、総面積200haを超える一大コンビナートです。
昭和42年から、進出した企業の操業が開始され、貯木場には、米材、南洋材の丸太が貯木場一面に浮かんでおりました。当協会は、昭和42年(1967年)8月に「大阪木材コンビナート工業会」として設立、昭和56年(1981年)に、社団法人「大阪木材コンビナート協会」に改称。さらに、平成25年(2013年)には現在の一般社団法人に移行しました。
令和3年(2021年)3月現在の会員数は、正会員113社、賛助会員2社、臨時会員7社のあわせて122社。現在は、木材関連企業をはじめ、運輸関係、金属関係、化学関連等の企業で成り立っております。
当協会の事業内容は、木材およびその関連企業の技術の交流と経営基盤の強化、コンビナート内の環境整備に関する事業、さらには、地域社会と会員の健全な発展に寄与することとなっています。とりわけ、コンビナート内の環境整備に関する事業においては、緑化樹の配布や道路の一斉清掃、巡回パトロールや不法投棄防止看板の設置、または、監視カメラの設置などを行なっております。
また、会員企業対象の定期健康診断、会員相互の親睦のため、年1回のスポーツ大会(ソフトボール大会、ボーリング大会)や、日帰りの研修旅行、会員企業様、コンビナート内の方々の安全を考え避難訓練、AED講習会なども行っております。
さらに令和2年度からは、木材コンビナート活性化事業推進協議会を再度立ち上げ、将来のコンビナートの発展のため、貯木場の利活用等、関係部署と協議の上進めていく次第です。
今後とも、コンビナート内の環境整備や、会員企業の発展に、より一層寄与できることを目指し皆様と一緒に考え、行動し、進んでゆきたいと思いますので、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします。

  

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